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17歳女子体操選手が出場停止に。理由は処女ではなかったから

国家的なドーピング疑惑でオリンピックに出場できなくなったロシア。
一方インドネシアでは、極めて個人的な理由で国際大会に出場できなくなった選手がいました。

処女ではないと強制送還

フィリピンのマニラで開催されている国際競技大会「東南アジア競技大会」が12日間の日程で始まりました。

日本ではあまり知られていませんが、「東南アジアのオリンピック」という位置付けの大会です。11ヶ国の出場国は、多数マスコミを現地に派遣して、連日報道を続けています。

来年2020年はいよいよ東京オリンピックですから、その前哨戦として大いに盛り上がっているのかと思いきや、別の話題が大きくニュースで取り上げられている模様です。

インドネシアの報道によると、17歳の女子体操選手が大会直前に出場停止になった、というニュースが伝えらえました。
しかも、その理由が驚きです。
なんと、「処女ではなかったから」というのです。

この選手はシャルファ・アブリラ・シアニさん。17 歳の成長著しい、床競技の選手です。
しかし、大会直前の強化合宿中に連日男性選手と夜遅くまで外出することを繰り返していたそうです。
そのような行動から、処女であるはずがないと判断された模様です。

処女検査の結果は・・・

インドネシアは厳格なイスラム教徒が9割以上を占める国です。
イスラム教では、婚前交渉は禁止されています。よって、処女ではないと決めつけられしまったこの17歳の女子体操選手は、地元に強制送還されてしまったのでした。

コーチは次のように説明します。
「処女でなかったから出場停止にしたのではありません。日頃の行動から、競技に集中していないと判断したためです。」
とのことですが、国民の大半は、本音は違うと考えているようです。

さて、この強制送還問題に激怒したのが、彼女のお母さんです。
娘の汚名を晴らすため、さっそく地元の病院に連れて行き、処女検査を受けさせました。
検査の結果は、処女膜が残っていたことから、「処女である」と結論づけられました。

しかし、そもそも女医が触診で処女膜の有無を確認するという検査方法は100%正確な検査ではないと報道するマスコミもあり、議論はますますエスカレートする一方です。

この一連の報道を受けて、青年スポーツ省のガトット報道官は「処女であったかどうかが出場停止の理由であったのなら、厳正に対処する」との談話を発表しました。

出場停止処分を撤回すれば事態は収束するのでしょうか、今のところ、そのような動きはないとのことです。

確かに合宿中の夜遊びは問題ですが、競技の実力とそのことは関係ないですよね。ましてや処女であるかどうかと競技については全く無関係で、言語道断です。